神戸バスキュラーアクセス 小島外科|神戸市兵庫区|血管外科・外科のクリニック
小島外科
FAX:078-515-7356(休診:日・祝)

創傷治療01 新しい傷の手当て

新しい傷の手当て

当院では、切り傷や擦り傷などの外傷あるいはヤケド(熱傷)などの傷の手当てにガーゼや消毒薬を用いない「新しい創傷治療」を強力に推進しています。
以下、「消毒とガーゼ」撲滅宣言をホームページより抜粋しましたので、ご覧下さい。

「消毒とガーゼ」撲滅宣言

医療行為とは何かを言うことを問い詰めると、「病気や怪我の苦痛を取り除くこと」「病気や怪我を早く治すこと」の 二つに尽きるだろう。これについては恐らく、異論はないと思う。この意味で、「苦痛を与え」「回復を遅らせる」行為は反医療行為とみなしていいだろう。

しかし、現在の日本の医療現場(そして世界中の医療現場)では平然と日常的に、その反医療行為が行われているのだ。それが「傷を消毒してガーゼをあてる」行為だ。 「傷を消毒し、ガーゼをあてる」ことで、傷の治癒を遅らせて患者さんに経済的損害を与え、無用の身体的苦痛を 与えているのだ。すなわち、医療行為として行われているものの中で最も意味がなく非科学的で野蛮な行為といえる。

ここでは「消毒とガーゼ」にかわる最新の創傷治療を紹介する。それがとりもなおさず、患者さんの利益になること だからだ。「消毒とガーゼ」のような患者さんに苦痛を与えるだけの馬鹿げた治療(…もしもそれが「治療」と呼べるのであれば…)が一日も早く撲滅され、患者さんがこの無用の苦痛から逃れる日が来ることを切に願っている。

私がなぜこのサイトを作っているかというと、閉鎖療法が「痛みのない外傷治療」を実現するものだからです。そしてその補助手段として、現在手に入る医療材料では創傷被覆材が最適だからです。
なぜ、「消毒とガーゼ」を攻撃しているかというと、それが明らかに患者さんの害になっていることがわかったからです。
それが患者さんに対して有害な行為だとわかったのに、それを患者さんに行う勇気は私はありません。 私にとって「傷を消毒する」のは、患者さんに毒を盛るのと同じ行為です。臆病な私には、それができません。

私の治療原理はきわめて簡単です。「患者さんに害になる行為はしない」、それだけです。
「新しい創傷治療」のホームページへ
また、平成16年12月10日(金)産経新聞夕刊に掲載された記事を紹介します。