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小島外科
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経皮的血管拡張術(PTA)について

経皮的血管拡張術(PTA)について

当院でも、平成21年4月よりデジタル透視診断装置の導入により、レントゲン透視下にPTAを行っております。

現在、カテーテルは、

  • Boston社製 Sterling(4mm, 5mm, 6mm)(4Frシース)
  • Abott社製 FOX SV カテーテル(4mm, 5mm, 6mm)(4Frシース)
  • BARD社製 Conquest カテーテル(5mm, 6mm, 8mm)(5/6Frシース)
  • カネカ製 YOROI カテーテル(5mm, 6mm, 7mm)(5/6Frシース)
  • Boston社製 Cutting バルーン(4mm, 5mm)(5/6Frシース)
  • カネカ製 Thrombuster Ⅱ(経皮的血栓除去カテーテル)
  • Edward社製 器質化血栓除去カテーテル
  • Edward社製 グラフト血栓除去カテーテル

を常備しております。

PTAを行うか?手術を行うか?

単純な静脈の狭窄や吻合部の狭窄のみであれば、当然、PTAの適応となることは議論の余地がありません。
ところが、日常的にPTAをすべきか?手術をすべきか?逡巡することもあります。
この場合、当院での選択基準をお示しします。

PTAが3ヵ月を経ずして頻回に行われている場合
→ これは医療経済的にも患者さんの負担においても良くないことだと考えます(異論があることも事実ですが、、、)
分枝による牽引が原因で狭窄を来している場合
→ 原因を除去することが重要と考えます
石灰化が原因となっている場合
→ 石灰化狭窄はバルーンでは拡張しません
瘤(コブ)が原因で渦流が狭窄を起こしている場合
→ PTAをしてもコブはなくなりません
狭窄部より心臓側で強く血流を阻害している原因がある場合
→ 血液が流れるように血流路を作成する必要があります
患者さんの通院が困難な場合
→ 通院に介護タクシーや介護職員に頼らざるを得ない方は最も長期開存が得られる方法を選択するべきと考えます
PTAにこだわる必要はないと考えます
上記の場合、現時点では、PTA以外を選択する方針としております。
ただし、この基準は今後も必要に応じて改訂される予定です。