今日は『透析患者の血管内治療』と言う勉強会に行った時の事を書いてみようと思います。
内シャント:静脈と動脈を繋げて本来ならあってはならない流れを作る
→後天性動静脈瘤….高拍出量型心不全 心機能低下など。一週間で9割は戻るが1割は戻らないことも。
血流量は正確に測れない 上腕動脈血流量で測る
人工血管 350以下 自己血管 600以下
流れ過ぎるといけない
狭窄している場合弁輪を切る
表在静脈は様々で深部交通枝が大事
駆血して静脈が浮くのは弁が無いから
弁が厚くなると狭窄するので弁を取ってしまうかPTAする。造影剤では映らないがエコーでは良く見れば分かる。
狭窄しやすいのは
・穿刺部 吻合部(手背~手首、肘下5センチ、肘内上、上腕分枝、肩と鎖骨、鎖骨下~上大静脈)
・枝(縦横に蛇行する物は特に狭窄しやすい)
・吻合部+慢性外傷(PTAを繰り返すと)
・手根管の人
・筋膜が硬い人
・心臓の方まで静脈が太い
・減量すると閉塞しやすくなるので、細めのグラフトを少しバイパスするのがいい。
浸出液、圧痛のあるコブ、止血困難、シャント出血、腫れ、グラフト露出など
原因→腰痛 肩こり
本当にシャント肢痛なら感染
そうでなければ透析中のポジション(外旋が原因)
脱血による血流低下による筋肉痛
狭心症(心筋肉痛)ASOも
対処
→温める、アクセス変更、穿刺部位変更
シャント側の腕の筋力低下が原因になることも
大事にし過ぎず、使うようにする、適度な筋トレが大事。
経筋痛
→鍼、刺絡、耳つぼシール、漢方(疎経活血湯)
*シャント肢痛消える
*閉塞しなくなる
★これは実際受診して症状のある方に行って、効果を感じて居ます。