2021年9月3日
昨日は珍しく育児や家事が片付いたので、夜に映画を観ました。
「メット・ガラ ドレスをまとった美術館」
メット・ガラ=ニューヨーク メトロポリタン美術館で毎年5月の第1月曜日に開催される年に1度のファッションの祭典
その舞台裏を描いた2016年公開のドキュメンタリー映画です。
メットガラといえば
ド派手に着飾ったセレブがレッドカーペットの上で写真を撮られている、そんなイメージですが、
本当の趣旨は、メトロポリタン美術館の服飾部門の1年間の活動資金調達のためのイベントです。
服飾部門が毎年開催するファッションの展覧会の展覧会のオープニングイベント。
そのため、メトロポリタン美術館の学芸員もフル稼動で準備するのです。
ファッションは商業と切り離せない、でもアカデミックな価値も損なわせない…
その葛藤と、(凄く大規模な)お祭りをみんなで準備している一体感と高揚感。
仕事へのやりがい…
そして何といっても豪華な服!!
映画:プラダを着た悪魔のモデルとなったと言われる、VOGE編集長アナ・ウィンターが主催していることもあって
彼女も映画の中に何度も登場します。
「時に威圧的と言われますが?」と記者から質問されてしまうこともあるほど、即断即決の彼女。
でもその仕事への姿勢は
本来の目的を常に見失わず
人の仕事を本当によく見ていて
全てはファッションの為に。
プロの仕事を垣間見れた、そんな映画でした。
私が一生踏み入れることのないであろう世界を見て、気分を一新できました。