2021年9月3日
どのような人でも必要最低限の運動を行って、今の体力を維持回復させることが
日頃の生活で大切です。
膝や腰などの整形外科疾患や高齢な患者さんなどは運動をすると、
「痛みがあって動かせない」「疲れやすい」「運動が不安」など様々な原因で日常での運動が
不足しがちです。
更に、安静状態が続くと筋量や筋力が減少し体力が失われ、症状が益々きつくなり
悪循環を引き起こし、体力やQOL(日常生活の質)の低下につながります。
G-TESは自分で動かさなくても機械によって足全体の筋肉を動かし、運動することができます。
脚の筋肉がストレッチされ、足が軽くなったり、筋力がつき、脚の動作が楽になります。
G-TESはどうやって行うの?
①ベッドに寝た状態でベルトを腰・膝・足首に巻き付けます。機械が発信するパルス信号によって
お尻・もも・ふともも・ふくらはぎなど下肢全ての筋肉が動きます。
②スタッフが皆さんの状態に合わせ出力を調整します。
③最初の3日程度は機械になれるよう弱めから始め、少しずつ運動強度を高めていきます。
筋力トレーニングの法則は、今できることをしてもそれ以上には筋力はつきません。
今の筋力から少し頑張ることで、その分が筋力として成長します。
G-TESも、前回より少しずつ出力を上げることでトレーニング効果が出ますので
無理のない範囲で少しずつ頑張って出力をアップしていきましょう。
G-TESに興味のある方は小島外科スタッフまでお気軽にご相談ください。