2024年10月18日
現在、日本中で局所麻酔薬が供給制限がかかっていて、なかなか麻酔薬が入手できない状況が続いています。
局所麻酔薬を必ず使用する外科系の医療機関では死活問題です。
このように重要な薬品が供給されない状態など戦後初めてではないでしょうか。
もちろん、コロナの時期にはある種の薬剤が供給制限がかかっていた時期もありましたが、とはいっても、代替薬品が存在していました。麻酔薬に関しましては、代替薬品も供給されていません。
一昔前なら、厚生省(今は厚生労働省か言うらしいですけど)の幹部の首が飛ぶような事態だっただろうと思いますが、今では、ジェネリック薬品での大手先発薬品企業群への執拗ないじめなどによって、官庁の製薬会社への指導力が著しく低下してしまっているのが原因なんでしょう。
どうか、この事態が一日も早く解消されますように祈るような気持ちです。